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サウンドクリエイターに転身した元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。おだしすたぢお

ギタリスト向け

ジャズメンはエイトビートが苦手?!

2016/11/16

odasisにはジャズのビッグバンドでのギタリストの経験があります。

それほど濃密な活動ではなかったものの、いくつか気づきがありました。その1つを紹介します。

ジャズメンはエイトビートが苦手

怒られそうな見出しだ。あくまで自分の経験に基づくものなのでご容赦願いたい。

学生の頃、ジャズのジャムセッションにちょくちょく足を運んでいたのですが、ファンクにどハマりしていた当時のodasisは4ビートの曲ばかりが演奏される中でしつこく8ビートをリクエストするクソガキでした。

8ビートをリクエストした時のホストメンバーの怪訝な顔たるや!

Cissy Strutをリクエストした時のリアクションはすごかったです。申し訳ないとは思いつつも、まともなジャズなんて弾けるわけもなく、強引にホームグラウンドに引きずり込んでいたわけです。

ジャズの高尚さに恐れ戦いていたodasisは当時ジャズメンはエイトビートなんていうレベルの低いジャンルはやりたがらないものだと思いこんでおりました。

これも8ビートメンに大変失礼ですね…
自分がやってきたことやできることはどうしても卑しく見えてしまいがちなのですよ。

ギタリストにとってのジャズ

ギタリストにとってジャズは決して手を出しやすいものではなく、ある種の到達点として捉えている方は多いのではないでしょうか。ロックをやってブルースに戻ってファンクをやってそれからジャズ。僕の場合はそうでした。

またジャズというジャンル自体に苦手意識を持っている方も多いのではないかとも思う。
ここではジャズギター講座はしませんよ!できませんので!

ギターのギターらしさ(チョーキングとか開放弦とか)を悉く放棄して創られるジャズはギターにとって縁遠いジャンルゆえ、そのように見えてしまうのでしょう。
odasisも依然ジャズは大変苦手です。

ジャズができる人はなんでもできる!そんな謎の幻想に捉われて呻く学生時代でした。

ビッグバンドでの気づき

大学を卒業し、活動をDTMにシフトする中でもジャムセッションへの参加は継続的に、そして唯一のバンド活動としてジャズのビッグバンドにも加入しました。

気付きがあったのビッグバンドの雰囲気にも慣れ始めた頃、8ビートの曲が新譜として配られた時です。

楽譜を見るや否や

 "うえぇ…エイトビートやんけ…"
 "これは時間かかるぞぉ…"

などなど

拒絶反応とまでは言わないまでもかなりのリアクションでありました。

最初はちょっとした謙遜かと思いましたが、練習が始まると謙遜でもなんでも無いことはすぐに分かりました。
イーブンビートになりハネなくなるほどバンド全体で乗りにくくなるのです。もたるのです。

これは「ジャズメン=スーパーメン」という謎の偏見にはまり込んでいたodasisにとって大いなる衝撃でした。

ジャズメンでもできないことがあるんだ…(そりゃそうなんやけど…)

そこでようやく気付いたのです。
結局得意も不得手もどこから入るか次第なんですよね。

冷静に考えれば理解もたやすい。4ビートのスウィングは非常に人間的で自然なビート(要するに踊りやすい)であるのに対し、8ビートは(あくまで相対的にですが)4ビートに比べ人工的で硬いビート。双方を自在に行き来するのは誰にとっても難しい所業です。

ビートだけではありません。フレージングや歌わせ方もジャズのそれとロックのそれはまるで違います。文法が違うのです。

そしてやはり音楽においても母国語が一番支配的です。ロックから入った人はよほどの器用さが無い限り「ジャズが弾けるロックミュージシャン」であり、しかし決してそれは悲しむべきことではなくむしろ自分の個性として自己肯定すべきでしょう。そのズレこそ愛すべき音楽なのです!

バンド活動の中で考えるべきこと

話が大きくなりましたが、特にバンド活動などであれば、バンドのコンセプトに合わせた練習も大事ですが、自分のバックグラウンドをねじ込む工夫も大事です。

odasisはビッグバンドの超有名曲「Sing Sing Sing」でゴリゴリに歪んだ音でドラムオンリーのバッキングでソロをかましたことがあります。静まり返りましたよ。でもちゃんと叫んでくれるおじさんがいたんですね。これだから音楽はやめられない。

それぐらいやっちゃえばいいんですよ。Be yourself no matter what they say !

Stingもそう言ってるじゃん。

2016/6/21 odasis

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