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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

ギタリスト向け 制作紹介

主旋律の説得力こそインスト音楽の要!ギターインストのTips。【#12「赤いスイートピー/松田聖子」】

2016/12/21

 

ギター2本でカバーしています。

赤いスイートピーをワルツでやるやつはおらんやろ!と思ってはいるのですが他にやってる方いらっしゃったら教えて下さい…

曲の構成・制作期間など

機材

・ギターはGibsonのJ−200のみ。2トラックだけで組み立てています。

アコギはやっぱり大きくなくっちゃ。Gibsonを死ぬまで愛し続けます。【Gibson SJ-200】

・マイクはRODEのNT-1。中低域が出過ぎるマイクですがギター2本くらいならちょうどよい。

・今会はWavesのマルチバンドコンプC4がよく効いた。

制作期間

・アレンジ平日3日
・録音休日0.5日
・ミックス・マスタリング休日1日

ソロは考えながら録るのでインストは制作期間が短くなる傾向。

主旋律の説得力

ギターに限らず、インスト作品を作るとき1番難しいのは主旋律に説得力(支配力と言い換えてもよいでしょう)を持たせることです。

この説得力なるものがとても難しく、たとえばサステインや倍音の量などで単純に測れるものではないのです。

有名なこの曲。主旋律のガットギターにはサスティンも芳醇な倍音もありませんがゴンザレス三上さんのタイム感も相まって凄まじい説得力です。

ボーカルなどはその最たるところ。ボーカル曲をギターインストにするとき単純にメロディラインをなぞるだけでは絶対にボーカルの説得力には及びません。

ピッチの面でも音量の面でも不安定極まりないボーカルという楽器なわけですが、聴くのが人間だからでしょうか、声には何にも代え難い説得力があるのです。

説得力を持たせるには?

インストにするからにはたとえばボーカルのそれとは異なる説得力を持たせる必要があります。そしてその説得力は楽器の楽器らしさを引き出すことで生まれます。

ギターを主旋律に据える場合、一番手軽なのは複音にすることです。
複音や和音はそれこそギターや鍵盤楽器にしか出せませんから。

オクターブであったりでコードトーンであったり。

たとえばこの曲

要所要所で複音にすることで緩急がつきます。

まとめ

インストにするからには楽器の良さを引き出しましょう!

ギターでいうところの複音であったりチョーキングであったりです。

インストにはインストの良さがあり、それは楽器の良さとイコールである場合も多いこと、頭の片隅にでも置いておきたいところですね。

2016/8/31 odasis

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