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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

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スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜前編:座学〜

2016/11/19

ファンキーな音楽で使われることの多いクラビネット。

曲に合うか合わないかがはっきり分かれる楽器ゆえ、使う機会も限られてきますが、ハマればハマるかっこいい楽器です。

ここでは鍵盤が苦手な人にも有用なクラビネットの打ち込みのコツをひとつ。

前後編の2部構成で前編は座学、後編は実践です。
後編ではodasisが作ったデモも載せています。後編はこちらから。

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クラビネットの特徴

まずはその特徴から。

  • 見た目は普通の鍵盤楽器。
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Clavinet_d6.jpg

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Clavinet_d6.jpg Wikipediaより

  • 弦の音をピックアップで拡張する。ギターに近い構造。

鍵盤楽器のクラヴィコードに、ギターなどで用いる電気ピックアップで音を拾い、ボリュームやトーンなどによる電気的加工を可能にしたもので、ホーナー社のアーンスト・ザカリアス (Ernst Zacharias) が開発、商品化した。(Wikipediaより)

    • 音はこんな感じ↓サスティンが少なく強烈なアタックが特徴。
  • フェイザーなどのモジュレーション系のエフェクトが総じて良く効く
  • ワウも多用。ギター以外でワウがハマる数少ない楽器。

演奏方法

ここが他の鍵盤楽器と異なる点です。叩くように弾きます

スティービーワンダーはクラビネットを多様するミュージシャンの1人ですが、彼も叩くように弾きますね。

複雑なテンションを加えた和音よりも、ペンタトニックスケールの単音で刻むように弾く方がかっこよく響きます

打ち込みのコツ

さてさてここからが本題。

4つにまとめてみました。

E♭mキーで打ち込む

E♭mペンタトニックスケールは全て黒鍵に乗っています
猫踏んじゃったがほぼ黒鍵だけで弾くことができるのも有名です。

クラビネットは上記のとおり、ペンタトニックスケールを叩くように弾く楽器ゆえ、手に当たりやすい黒鍵に弾きたい音が乗っているE♭マイナーキーは非常に都合が良いのです。

先ほどのSuperstitionも見事E♭マイナーキーで演奏されています。
Stevie Wonderがこの叩きやすいキーを好むのは盲目がゆえとも言われています。(これは知り合いの受け売り)

打楽器のように弾く

ドラムをやる人にはパラディドルのように弾くというと伝わるかもしれません。

低音を左手で、高音を右手で交互に弾くと近いフレーズができます。16分の裏拍も積極的に突きましょう。

ギターのようなフレージング

ペンタトニックを叩くように弾くわけですからそりゃそうです。

ギターなどであれば2音を繰り返すようなフレーズを弾いたりしますがまさにそんな感じ。

同じ音を繰り返しても問題ありません。ビートに重きをおきましょう。

複数トラックを重ねる

引用しているStevie WonderのSuperstitionの原曲にはなんと8トラックのクラビネットが多重録音されています。

ギター的でシーケンシャルなフレーズを複数トラックに分けてミックスすると良いことが多いです。

後編は実践。こちらから↓

スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜後編:実践〜

2016/10/6 odasis

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