スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜前編:座学〜
2018/05/06
ファンキーな音楽で使われることの多いクラビネット。
鍵盤が苦手な人でも簡単にできるクラビネットの打ち込みのコツを紹介します。
前後編の2部構成で前編は座学、後編は実践です。
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クラビネットの特徴
まずはその特徴から。
- 見た目は普通の鍵盤楽器。
- 弦の音をピックアップで拡張する。ギターに近い構造。
鍵盤楽器のクラヴィコードに、ギターなどで用いる電気ピックアップで音を拾い、ボリュームやトーンなどによる電気的加工を可能にしたもので、ホーナー社のアーンスト・ザカリアス (Ernst Zacharias) が開発、商品化した。(Wikipediaより)
- 音はこんな感じ↓サスティンが少なく強烈なアタックが特徴。
- ワウと相性が良い。
- フェイザーなどのモジュレーション系のエフェクトとも相性が良い。
演奏方法
叩くように弾くといい感じになります。
スティービーワンダーはクラビネットを多様するミュージシャンの1人ですが、彼も叩くように弾きますね。
単音で刻むように弾くとペンタトニックスケールだけで十分かっこいい。
打ち込みのコツ
さてさてここからが本題。4つにまとめてみました。
E♭mキーで打ち込む
E♭mペンタトニックスケールは全て黒鍵に乗っています。
猫踏んじゃったがほぼ黒鍵だけで弾くことができるのも有名ですね。
ペンタトニックスケールを叩くために、手に当たりやすい黒鍵に弾きたい音が乗っているE♭マイナーキーは非常に都合が良いのです。
先ほどのSuperstitionもE♭マイナーキーで演奏されています。
打楽器のように弾く
低音を左手で、高音を右手で交互に弾くとそれっぽいフレーズができます。
16分の裏拍も積極的に入れていきましょう。
ギターのようなフレージング
ペンタトニックなのでフレーズはギターのそれに近かったりします。
同じ音を繰り返すのも良いですね。
複数トラックを重ねる
引用しているStevie WonderのSuperstitionの原曲にはなんと8トラックのクラビネットが多重録音されています。
シーケンシャルなフレーズを複数トラックに分けてミックスすると面白いですよ。
後編は実践。こちらから↓
スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜後編:実践〜
2016/10/6 odasis
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