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スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜後編:実践〜

2018/05/06

それでは前編のとおりに実際に作ってみましょう。前編はこちら

 

最終的にはEマイナーでギター、ベースも加えた伴奏を作ることを目標に進めます。

 

基本フレーズを作る

前編に書いたとおり黒鍵を叩くように弾いてみました。

 

 

下手なのでクオンタイズしましょう。

 

Funkyにするためにペンタトニックに6度(E♭マイナーで言うとCの音)を加えたドリアン的なフレーズです。

 

フレーズを整える

弾いたフレーズに修正を加えます。

  • クォンタイズをかけます。今回は25パーセントのスウィングで5Ticksランダマイズのクォンタイズをかけました。少しズレがある方が人間らしく聴こえます。Cubaseではクォンタイズパネルからランダマイズができます。

clavi-demo-1

 

  • 鍵盤を強く叩きすぎてしまったのでベロシティを下げます。Cubaseでは画像の部分にカーソルを合わせると「垂直方向にスケーリング」という表示が出現するのでこのチョボを上げ下げするとベロシティを一括修正できます。ちなみ両端のチョボでカーブも描けます。スネアロール作成なんかに便利。

clavi-demo-2

 

  • 音の長さも修正。全体的に短めに打ち込んでしまいましたので全選択で少し長めに修正。全体を伸ばしてから細かく微修正をかけます。
  • 最後にEマイナーに移調。E♭マイナーで打ち込みましたので全ノートを半音上げれば完了。

 

できたフレーズがこんなかんじ。

 

MIDIノートはこんなかんじ。

clavi-demo-3

 

クラビネットを重ねる

前編で書いたとおりクラビネットは複数トラックを重ねると良いことが多いです。

 

ドリアン感を強調したこんなフレーズと↓

 

clavi-demo4

 

音価が短めのこんなフレーズを足します。↓

 

clavi-demo5

 

 

エフェクトをかける

  • ワウをかける。今回はオートワウをかけました。タッチワウも良いです。
  • アンプシミュレータを挿す。

 

その他の楽器

ベースとギターを弾いてコンガを入れれば完成!

 

前編はこちら

スティーヴィー・ワンダーになろう!鍵盤が苦手な人でもできるクラビネット(Clavinet)打ち込みのコツ。〜前編:座学〜

 

2016/10/9 odasis

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