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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

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ドラム経験者によるドラム打ち込みのコツ。【その①:必要性について考える】

2017/04/04

DTMをやるなら「DAWが鳴る」音楽を!

師匠はそう言いました。

せっかくコンピュータで音楽をやるんだから、コンピュータにしかできないことをやろうよ!

ということですね。

仮にコンピュータで生楽器のリアルな打ち込みを極めることができたとして、理想が生演奏の録音であることには変わりはありません。コンピュータにしかできないこととは言えないわけです。

裏を返して言うと、その音楽性の1要素をコンピュータの正確さが担うような音楽(EDMなど)は「DAWが鳴る」音楽と言えますね。

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生ドラムの打ち込みの必要性

生演奏のシミュレーションではDAWを鳴らせているとは言えません。

しかしそれでも、生ドラムに関してはシミュレーションを目指した打ち込みにも十分価値があると思っています。

理由はこれ↓

生ドラムの録音があまりにも難しく、打ち込みで生に近づける方が遥かにおトクだから

あるべき姿はあくまで生演奏の録音。おトクなだけという話。

ドラムの収録

実際にスタジオで録った経験がある方なら分かるかと思いますが、ドラムの録音はめちゃくちゃめんどくさいです。でもそこが録音の面白さだったり。

必要なものをざっと挙げると

  • 優秀なドラマー(稀少)
  • 優秀なドラムセット(高価)
  • 優秀なマイク(高価)
  • 優秀なエンジニア(稀少)
  • 優秀な環境(稀少・高価)

演者が優秀であることは当然として、市販ドラム音源並みの音をスタジオで録ろうと思うと、エンジニアに依頼したとしても数時間で数万円、仮に全機材を自前で揃えようなどと思えば数百万円の出費になるでしょう。

また、演者・機材の難しさに加え、ドラムのレコーディングは他の楽器とケタ違いに難易度が高いです。

マイクの数が増えるほど難易度は上がります。位置や種類には無限の組み合わせがあり、位相合わせは至難の業です。

odasisもセルフで録ろうとしたことが何度かありましたがまともな音が取れたことはありません。

諸条件をクリアできるのであれば、きっと生演奏に敵うものはありません。

でもスティーブ・ガッドだってきっと忙しいし、高いマイクほど壊れやすいし、エンジニアが当日風邪ひくことだってあるでしょう?

打ち込む上での心構え

上記のとおり、ドラムの生演奏を志向した打ち込みには取り組む価値があります

ただし、それはあくまでおトクだからであって、基準は生演奏にあることを忘れてはいけません。

そして生演奏らしさを追求するために一番手軽な方法は、(ありきたりですが)ホンモノのドラムに触ってみることです。

スタジオの個人練習であれば1時間あたり1000円前後で入ることができます。

少しでもドラムに触ってみれば、どういう動きが自然なのかを理解することも、またフレーズからそのドラマーの動きを割り出すことも簡単にできます。

めんどくさがり屋のみなさんへ

ここまで読んでくれた人はきっと「わかっちゃいるけどめんどくさい!」というタイプの方だと思いますので(ごめんなさい)、odasis流のドラム打ち込みノウハウを何回かに分けて書いていきたいと思います。長くなりそう。

2016/10/14 odasis

目次

その①:必要性について考える
その②:グルーヴの支配者
その③:アクセントのコントロール
その④:ゴーストノートを打ち込む
その⑤:キックの位置
その⑥:ランダマイズの考え方
その⑦:フィルインの組み立て方
その⑧:パーカッションによる補強
その⑨:ジャズドラムを打ち込む

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