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サウンドクリエイターに転身した元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。おだしすたぢお

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【④ゴーストノートを打ち込む】ドラム打ち込みのコツまとめ。

2017/09/13

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はじめに

ゴーストノートとは

ゴーストノートとは

強拍と強拍の間に入る聴こえるか聴こえないかの小さい音

まさに積み重ねられる微妙なニュアンス

ほとんど聴こえない小さな音でもビートの中で決定的に大事な存在になったりします。

 

ゴーストノートと16ビート

ゴーストノートは全て裏拍に入るため、16ビートにその重要性があります

ゴーストノートを使いこなせれば、8分音符を主に構成される8ビートであっても十分に16ビートらしく聴かせることが可能です。

ここでは少しハネた16ビートで、各パート(スネア・ハイハット・キック)毎にその入れ方のコツを紹介していきます。

 

設定と基本パターン

以後の記載は以下の設定・基本パターンを基に進めます。

  • 全て右利き(右手ハイハット、左手スネア、右足キック、左足ペダルハイハット)の奏者の想定です。
  • 今回はBPM96。16分の3連符マップを使用し、3連の真ん中を休符にすることでハネさせます。

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  • 基本パターンはこれ↓ハイハットは裏拍にアクセントを置いています。ここにゴーストを足していきます。

 

  • 基本パターンのMIDIノート↓ここに少しずつノートを足して作っていきます。

img_0456

 

スネア

イメージ

ゴーストノートは

パラディドルの中で休符に入る手グセ

です。ドラマーはほとんど無意識にゴーストノートを入れますが、決して無秩序であるわけではありません。

 

もっと噛み砕いて言うと

ノリを出す中で手グセとして自然発生的に出てくるもの

 

ハイハットを刻み続ける右手に比べ、2拍目と4拍目しかスネアを叩かない左手は圧倒的に自由

スネアのゴーストノートが「自然発生的」なのは左手が自由だからとも言えます。

 

打ち込み方
  • ゴーストノートに使うサンプルは他とは違うものを使用する。できれば強拍に使っている音色より軽い音を使う。
  • ベロシティは低めに設定。
  • ハイハットとは同時に鳴らさない。
  • ロールやフラム(スネアの上にスティックを転がしてゴロゴロ鳴らす奏法…笑)を上手に使うと良い。特にキックにつなげる形で使うと効果的。

 

↓こんなかんじになります。

 

 

スネアのゴーストの例外

↓スネアが強烈に裏拍を打つ場合もありますが、これはゴーストノートと分けて考えましょう。

 

 

ハイハット

イメージ

スネアのゴーストノートがある程度自然発生的であるのに対し、ハイハットのゴーストノートは

意図的に鳴らそうとしない限り出てこないもの

と言えます。

 

これはスネアに比べハイハットはスティックの跳ね返りが強く、弱い音でも鳴らそう意識しないと鳴らないためです。

ハイハットのゴーストノートを打ち込む時は「ドラマーさんがんばって!」の気持ちをぜひ忘れないで頂きたい。

例えばテンポが上がるとゴーストノートを入れるのはしんどくなったりします。

 

奏法から考える

ハイハットのゴーストノートには

  • 右手のアップダウン奏法
  • 腕をクロスさせずに左手でもハイハットを叩く奏法

の2種類があります。

 

ドラム未経験者には分かりにくいと思うので参考動画を見ましょう。

前者がこれ↓

後者がこれ↓この方の動画が大変分かりよい。

要は裏拍を右手で鳴らすか左手で鳴らすかの違いです。

 

前者であれば右手だけで入れられますので、フレーズのどこでも入れることができますが、後者であればスネアの位置次第で鳴らすのが難しい場合もあります。

また前者ではその奏法の性質上、裏拍となるゴーストノートはチップ(スティックの先でトップシンバルだけ叩く)の音にする方が自然。

後者では左手と右手で交互に鳴らすので音色は同じようなものの方が自然です。

 

打ち込みのコツ
  • スネアと同時には鳴らさない。
  • ベロシティは低めに。
  • 前者の奏法(右手のアップダウン)ならば、裏拍にはチップの音、もしくはそれに類する軽い音を。
  • 後者の奏法(左手でハイハットを叩く)ならばゴーストノートも右手と同じような音色で、ただし音は詰め込みすぎないこと。

 

アップダウンでゴーストを入れたもの↓

 

 

左手でもハイハットを叩いているもの↓同じ音色でベロシティだけ変えています。

 

 

キック(バスドラム)

基本的にキックにはゴーストノートなるものは存在しません

あるのは

  • しっかり意図的に踏み込んだ裏拍(16分音符)
  • キックを16分音符で2連続で鳴らすダブルという奏法

のみです。ペダルで踏むので「踏むぜ!」と思わない限り鳴らないのです。

 

キックはゴーストノートよりもその位置の方が重要です。これについては別記事で書いています。

 

バスドラムのダブルについて

まずは実際の弾き方から↓

バスドラムのダブルの最大の特徴は2打の音量の違いです。

1打目はつま先で踏んでビーター(バスドラムのヘッドに当たっている部分)を跳ね返らせるため、アタックが少しだけ弱くなります。ベロシティで調整すればOKですね。

 

こんなかんじ↓

 

MIDIはこうなります。一番下の紫のノートがそれです。

img_0458

 

組み合わせる

全部をバランス良く組み合わせること。これが一番大事です。

やっと生ドラムらしくなってきました!こんなかんじ↓

 

MIDIノートはこうなります↓

img_0451

 

以上、ゴーストノートについてのお話でした。

 

<2017/9追記>

スネアのゴーストノートとパラディドルの関係性について加筆修正しました。

 

2016/10/22 odasis

目次

その①:必要性について考える
その②:グルーヴの支配者
その③:アクセントのコントロール
その④:ゴーストノートを打ち込む
その⑤:キックの位置
その⑥:ランダマイズの考え方
その⑦:フィルインの組み立て方
その⑧:パーカッションによる補強
その⑨:ジャズドラムを打ち込む

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