”旅に出る理由なんて何一つない”し、たぶん必要ない。【ハイウェイ/くるり】
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たしか大学1年目の夏休み、サークルの合宿のときに先輩の演奏を聴いたのが最初だったような気がする。
↑埋め込みができなかったのでYouTube上で再生ください…
この曲、歌詞がものすごく良いです。
宙に浮いたような言葉選びなるも、しっかり詰め込まれたメッセージ。日本人で良かったと思える世界観だ。
”僕には旅に出る理由なんて何もない”
そうなんだよ!理由なんてないし、もとよりそんなもの必要ないんだよ!
言語化の弊害
「なんとなくイヤ」なのだけれども、その「イヤ」が言語化できないために、それを「イヤなもの」だと認識できずに、結果見て見ぬふりをする。人間にはそういう思考回路があります。
”うつ病という単語ができたためにうつ病の患者が急増した。”
急増したんじゃない。潜在的にあったものが顕在化しただけです。
イヤなものが言語化され、人々が自分の中にあった病に気づいてしまったというだけ。
旅に出る理由
”無理して言語化なんてしなくてもいい。感覚に従え!”
odasisはこの曲のメッセージをそう捉えています。
言語化なんて無理してしなくても、自分の感覚は想像以上に信用に足るものだと、この曲を聴くたびに勝手に勇気付けられているodasisです。
サウンド
ライブも良いのですが、CD音源も非常に良いです。
アコギの音作り、エレキギターの定位や広げ方もSounds Good。ドラムの音作りも非常に耳心地が良いですね。
余談ですが、ボーカルの岸田氏はodasisの大学時代のバイト先(四川料理専門店)によく来ていました。
残念ながらodasisは会ったことがありません。池上彰氏には会いましたけどね。
2016/10/22 odasis