トウバンジャンとコチュジャンを混同しないでいただきたい。
2016/11/06
音楽ブログだけど食べ物の話していいよね…みんなしてるよね…
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学生時代のodasisと中華料理
odasisは学生時代、四川料理専門店でバイトをしていました。
その四川料理店は生半可なものは出しません。調味料から自分たちで作ってしまう徹底したお店でした。
そこの麻婆豆腐のまあ美味いこと…
好みがはっきり分かれる濃さと辛さでありましたが、毎日でも食べにくる人がいるくらいの中毒性のあるお店でした。
学生時代のodasisは店長に頼んで店の調味料を持って帰ったり、同じ銘柄のものを輸入雑貨店に買いに行ったり、ラー油や甜麺醤なんかは自宅でネリネリ作ったこともありました。
気づいたことはたくさんありましたが、やっぱり一番大きかったのは中華料理のイメージが自分なりにできたこと。
食材や調味料、一緒に飲むと美味しいお酒まで、立派な文化だなあと素人ながらにも感じたわけです。
豆板醤とコチュジャン
「豆板醤 コチュジャン」でググるとまあひどいこと!
”違いがわかりません。”
アホか!国が違うわ!
と言いたくなってしまうわけですが、日本人がすごいのはマヨネーズと合わせたりきんぴらごぼうに入れたりと国もへったくれも飛び越していい具合に使いこなしてしまうところですね。
舌に忠実にいろんな可能性を探っている分、むしろ食材に対して真摯とも言えましょうか。やっぱり舌が良い人が多いんだろうな。
豆板醤とコチュジャンがどう違うのかわからなくても当然ですね。むしろ分からない方が新しい味が出てくるのかもしれない。
ちなみにこの二つは舐め比べてみると分かるのですが、相互補完できるような代物ではございません。
豆板醤はソラマメと唐辛子でできてます。市販のすり潰されたものでは分かりにくいのですが、粗挽きのものを買うとソラマメの味がちゃんとします。
あとは舐めながら合いそうなお酒を想像してください。
odasisはパブロフの犬のごとく豆板醤には紹興酒が、コチュジャンにはマッコリが頭蓋骨の中に滴ります。
中華で使われる豆板醤もおいしいよ
これだけ語っておきながらodasisも中国には行ったことがありません。
だから
”豆板醤は中華の食材じゃ!マヨネーズと合わせるなんて言語道断!”
とか
”オリジナルの中華料理の文化が消えていくことを危惧します。”
とか面倒臭いことを言うつもりは全くなくて、豆板醤を全面にフィーチャーした中華料理もおいしいよということがただ言いたかったです。
和食や洋食と混ぜていくことも多いに結構!それがなければ文化は前に進まない。
ただ、学生時代にバイト先で食べた麻婆豆腐が本当に美味しかった。それだけさ。
あぁ…女性に嫌われそうな記事だ…
ちなみに麻婆豆腐は家で作るのが相当難しいです。odasisも30回くらいは失敗しました。
レトルトに意外とおいしいものはたくさんあります。↓これとか。
あとこれも有名みたい。通勤圏内のスーパーにあったから今度買ってみようかな。
2016/10/26 odasis