ギタリスト向け

フレット磨きで演奏性を上げよう。家でもできるギターの調整術。

2019/06/08

やれることは自分でやってしまおうということで、簡単にできるギターの調整術を紹介します。

調整は自己責任にてお願いします。

 

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フレットのサビと演奏性

フレットの状態は演奏性に大きく関わる要素です。

 

フレットがサビたり汚れたりしていると、スライドやチョーキングといった奏法に支障が出ることはもちろん、押弦それ自体にも悪影響があります。

真っ直ぐ押さえているつもりでも弦は微妙に上下に動いているため、フレットがサビたり汚れたりしていると、押弦のたびに「ガリッ」と引っかかってしまいます。

 

磨こう

というわけでフレットを磨きましょう!

木の部分は絶対に傷つけないように、フレット部分だけを磨くことがポイントです。

 

必要な道具

以下の3つ。

  • マスキングテープ(粘着力の弱いセロテープも可)
  • 研磨剤
  • ギタークロス

今回使ったマスキングテープは100円ショップで買ったもの↓

img_2012

 

研磨剤はピカール。専用の研磨剤があるのかもしれませんが僕はこれを使っています。

img_2027

クロスはなんでもいいのですが、真っ黒になるのであんまり高いものは使わない方が良さそう。

 

磨き方

まずは弦を外します。

img_2008

 

木の部分に研磨剤が当たらないように、マスキングテープをフレットの両側に貼ります。フレットに寄せて隙間がないようにします。

img_2013

↑しっかり隠れていないとピカールで木まで削れてしまいます

セロテープの粘着力が強い場合、フレットの木目を痛める可能性あるので、適当なところに数回貼って粘着力を弱めておくのも良いかもしれません。

 

↓ピカールをクロスにこの程度とります。つけ過ぎないように注意。

img_2015

 

↓フレットを磨きます。上はもちろんのこと、左右も磨きましょう。フレットを爪で掴むように上下させれば磨けます。

img_2017

 

↓一連の動作はこんな感じです。

 

磨いた後のクロス↓金属は磨くと汚れていなくても黒くなります。

img_2022

セロテープは使い回します。

 

完成

Before↓

img_2007

 

After↓

img_2024

撫でると全然違います。弾き心地もかなり違います。

 

今回磨いたギターはこれ↓

ストラトよりもセミアコよりもオールマイティ。Gibsonサウンドを国産ギターでおトクに手に入れよう。【Orville Les Paul Special】

 

2016/10/29 odasis

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