アコースティックギターのハムノイズ対策。簡単にできる人間アース製作方法。
2016/12/01
アコギのハムノイズ対策についての解説になります。
接触不良によるガリノイズ対策はこちら。
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ハムノイズとは?
ハムノイズの発生原因は今回は省略。
- ブーンという低いノイズであり
- 人間の身体にノイズの発生部分が触れると消えるもの
と理解ください。
ノイズの発生部分は電気系の部分です。要はピックアップですね。
だからピックアップから出ている金属部分に身体が触れるとノイズが消えるというわけです。
アコギのハムノイズ対策
ギターで一番手に触れる金属部分は弦です。
エレキギターは製造の段階でボディ内部で弦に触れさせる処理(アース処理)がされていることが多く、またボディに隙間が多いので比較的対策もしやすいんですが、アコギはなかなか難しい。
↓見てくださいよ!金属部分がどこかにありますか??!
↑ないだろっ?!
弦に触れさせようと思うとボディの上にアース線を走らせるかボディに穴を開ける必要があるわけです。
というわけで今回は、
- ギターに穴を空けるといった非可逆的な処理をせずに
- ボディの上にアース線が走るといったダサい見た目にしてしまうことなく
- 安価に
ノイズ対策する方法をご紹介します。
使うもの
2つです。
端子のないケーブル
↓こんなやつ。odasisはムダにカナレ製を使ってしまいましたがなんでもいいです。
クリップ
言わずもがな100均です。
作り方
ケーブルは30㎝もあれば十分です。こんなかんじで先を剥いて↓
クリップに挟んで↓
あとは手段を選ばず固定する。輪ゴムなんかも使うとよいかと。
できたもの↓
使い方
片方はギターに挿す側のジャックにこんなかんじで咬ませる↓ケーブルはジャック部分が覆われているものには使えません。
もう片方は…
気づいたかな?パンツの中に入れるのだよ。後ろ側ね。
これでノイズ対策もバッチリ!
少々くすぐったいですが、少なくとも前から見えないのと、リダクション効果はしっかりあります。
2016/11/28 odasis