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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

DTMer向け 制作紹介

ダイナミックマイク1本でドラムを録ろう!バンドマンにこそ知ってほしい簡単録音術。【#18「Sunny/Bobby Hebb」】

2017/07/19

↓これのドラムス、ダイナミックマイク2本で録っています。

偉そうなドラム打ち込みの記事を書いてるわけですが、ドラムはそんなに得意じゃない…

ただ打ち込む上で実際に叩いたことがあるかないかでは全然違いますので今でも定期的に叩くようにしています。

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ダイナミックマイク1本でドラムを録る

演奏動画を作成するときはいつも何かしらのコンセプトがあります。

 

今回は

ダイナミックマイク1本〜2本だけを使ってドラムを録る

です。

 

意義もちゃんとあります。主にバンドマンのドラマー向け。

  • マイク・ケーブル・スタンドはスタジオに常設されていることが多く、最小限の持ち込み機材(たとえばオーディオインターフェイスとiPhoneだけ)でちょっとした録音ができる。
  • ダイナミックマイクの集音域の狭さのおかげで、バンドで1発録りのスタジオデモを作るときに比較的被りの少ないドラムトラックを録音できる
  • マイクが少ないので位相関係のトラブルが少ない。(マイク1本ならトラブルはゼロ)
  • 設備が不十分な野外ライブなどの際に簡単にマイキングができる。
  • これはこれで乙な音がする。

4インプットのオーディオインターフェースとヘッドホンアンプがあれば4人のバンドマルチトラック録音ができます。

機材イメージはこれにドラムのマイクとギター・ベース・ボーカルをラインで突っ込んで↓

↓これでみんなで聴きながら録るようなかんじ。

 

PCじゃなくてiPadやiPhoneで録音するとさらに手軽にできます。

快適なモバイルレコーディング環境構築術。iPadは1台は持っておくべし!

 

ダイナミックマイクでドラムを録る

実際のやり方を解説していきます。

 

マイク

今回はダイナミックマイクの定番、SHUREのSM57を2本使って録りました。

 

「1本じゃねえのかよ!」とか言わないで。

あとでちゃんと説明しますから。ちなみにSM58でも全く問題ありません。

img_2188

↑1本は自分で所有しているもの、もう1本はスタジオのものを借りました。

 

こういうときにこそ便利な無指向性コンデンサマイクも一応所持しているのですが、今回のコンセプトに鑑み、ダイナミックマイクだけで録音しています。

 

セッティング

ポイントはズバリ3点です。

  • キックペダルの真上に
  • 上向きに
  • スネアヘッドより少し上に出るようにセッティング

↓こんな感じ。ちょっと斜め向いているのはスタンドの長さが足りなかったから。もとより手軽さを追求するのがコンセプトなので多少の妥協はヨシとします。

img_2057

 

ハイハット側から見るとこんな感じ↓

img_2059

 

今回はもう1本マイクを使いました。2本目はキックに立てます↓

img_2058

黒いものがはみ出ていますがこれはドラム用のミュート。

スタジオのキックは結構キツい音のことが多いので自分好みに微調整します。

 

ペダルはスタジオのものを使用し、ビーターだけ交換しています↓

img_2056

ドラムではペダルそのものも重要ですがビーターも同じくらい重要です。ダンマー製を使用。

ちなみに3本目を立てるときはさすがにコンデンサマイクの方が良いでしょう。無指向性をオーバーヘッドで立てたりとか。

 

↓この本は個人的バイブル

 

録れた音

スネア横のマイクはこんな音↓

 

高級音源の音質は求めないでくださいね!

でも音量バランスに限って言えばこの1本でいけるんですよね!デモには十分。2本目は別に無くてもOK。

 

キック用マイクはこんな音↓ちょっとボフボフ言ってる…

 

あとは普通のドラムの処理を施します。シンバルがキツめだったのでEQとマルチバンドコンプで必死に抵抗。

まとめた音↓

 

当然ながらモノラルのドラムになります。今回はシェイカーを左右にダブリングしてます。

 

制作期間

一応制作紹介なので所要時間も書いておきます。

  • アレンジ 1h(何年もずっとやってる曲なので一瞬。パッドだけAbsynthで薄く鳴らしています。)
  • ドラム録音 2h
  • ボーカル用録音 0.5h(2テイクで済んだ)
  • シェイカー録音 0.25h
  • ベース録音 1.5h
  • バッキングギター録音 1h(左のワウ、右のクリーンともに1テイクで済みました)
  • ギターソロ録音 2h(これがしんどかった)
  • 音素材編集 1h(ピッチ修正をサボったのでサクッと終了)
  • ミックス 4h(平日数日間ダラダラとやってしまった)
  • マスタリング 1h(今回はiZotopeのOzoneを初使用)

動画編集くらい委託したい…ズレるし素人臭い編集になってしまうのが辛いなぁ…

やはりドラムが下手だとその後の制作のモチベーションが著しく落ちます。
下手なことやるなら打ち込みましょう。

 

おまけ

↓1年ちょっと前に同じようなかんじで録ったもの。これよりはマシになったかな。

2016/12/3 odasis

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