ダイナミックマイク1本でドラムを録ろう!
2019/06/08
↓これのドラムス、ダイナミックマイク2本で録っています。
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ダイナミックマイク1本でドラムを録る
今回はダイナミックマイク1本〜2本だけを使ってドラムを録ってみます。
できると何かと便利じゃないかなぁと思っています。
- マイク・ケーブル・スタンドはスタジオに常設されていることが多く、最小限の持ち込み機材(たとえばオーディオインターフェイスとiPhoneだけ)でちょっとした録音ができる。
- バンドで1発録りのスタジオデモを作るときに比較的被りの少ないドラムトラックを録音できる。
- マイクが少ないので位相関係のトラブルが少ない。
- 設備が不十分な野外ライブなどの際に簡単にマイキングができる。
1本目のマイクはドラム全体を、2本目はキックを録ります。
(1本目だけでもある程度のバランスで録れるので、記事タイトルは「ダイナミックマイク1本で」としています。)
バンドであればマルチトラック録音ができますし、iPadやiPhoneを使えばさらに手軽にできます。
ダイナミックマイクでドラムを録る
実際のやり方を解説していきます。
マイク
今回はダイナミックマイクの定番、SHUREのSM57を2本使って録りました。
SM58でも問題ありません。
↑1本は自分で所有しているもの、もう1本はスタジオのものを借りました。
セッティング
ポイントは3点です。
- キックペダルの真上に
- 上向きに
- スネアヘッドより少し上にマイクの先が出るようにセッティング
↓こんな感じ。
↑スタンドの長さが足りずちょっと斜め向いています…
ハイハット側から見るとこんな感じ↓
2本目はキックに立てます↓
黒いものがはみ出ていますがこれはドラム用のミュートです。
ペダルはスタジオのものを使用し、ビーターだけ交換しています↓
ビーターはダンマー製を使用しています。
録れた音
スネア横のマイクはこんな音↓
この1本でもデモなどには十分使える印象です。
キック用マイクはこんな音↓ちょっとボフボフ言ってる…
EQやコンプで音を作ります↓
おわりに
さすがにプロのスタジオクオリティの音には遠く及びませんが、できると何かと便利な場面も多いのでぜひやってみてくださいね!
2016/12/3 odasis