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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

DTMer向け

メモリ8GBで節約DTM!パラデータの保管にも効果的なプロジェクト管理術。〜前編〜

odasisのメインマシンはMac mini Late 2014…知る人ぞ知る残念な型番です。

かつて一斉を風靡したMac miniですが、それは自分でメモリを増設できるという最強のメリットがあったことによるもの。

しかし2014年発売のこのモデルからその仕様が除され、購入時の仕様選択の際にしか16GBメモリを選べなくなってしまいました。

Apple HPより

Apple HPより

牙をもがれたマンモス(=象?)状態になってしまったわけですよ。

かといって古いモデルを買うのもなんとなく気が進まず、悩んだ末に劣化を謳われた8GBメモリのMac miniを購入。当時こんなにもDTMをがっつりやるようになるとは思ってなかったんだな。

結果8GBでやりくりする方法を編み出すに至りましたので紹介します。次に買い換えるときは最低でも16GBにします。

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メモリ節約方法

ざっくり言うと

アレンジ・録音・ミックス・マスタリングで全てプロジェクトを分ける

というものです。

めんどくせえ!

と思ったあなた!ご名答!ちょっとだけめんどくさいです…ただしメリットもしっかりありますので後述します。

それぞれのプロジェクトでやることを見ていきましょう。

アレンジ用プロジェクト

最初に立ち上げるプロジェクトになります。

ここでは創造的な作業だけをやります。やることとやらないことを整理しますね。

やること↓

  • 楽器の決定
  • フレーズの決定
  • 音色の決定
  • 積極的な音作り

やらないこと↓

  • ミックスでやるようなコンプやEQなどの微調整処理

ポイントはこの段階ではプロジェクトのサンプリング/ビットレートを最低レベル(通常44.1khz/16bit)に設定しておくことです。

プラグインシンセには出力レートをDAWのそれを参照しているものが多いです。DAW側で高レート(96khz/24bitなど)にしているとプラグインの出力もそれを参照して高いレートで発音してしまい、結果負荷が上がってしまうというわけ。

アレンジの作り込みまでは低レートで行い、ミックスの直前にレートを上げ、読み込み直して書き出すことでギリギリまでPCに負荷をかけないようにするという荒技を取るわけです。。

逆に言ってしまうとこの段階で音がプツプツ途切れるようであればさすがにPCを買い替えた方が良いということです。

パラトラックで書き出す

アレンジが済んだら、全てのトラックをパラで書き出します。ブラスやストリングスなどはこの段階でステムミックスにしてしまっても良いですね。

Cubaseには書き出しの機能がありますので使わない手はありません。ポイントがいくつかあります。

【ポイント①】
前述のとおり書き出しの直前にプロジェクトのレートを上げましょう。Cubaseではここから↓

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【ポイント②】
書き出す際、各トラックはボリュームを0dbに戻します。音質を落とさないためです。クリップするようならもう少し下げましょう。Cubaseはここが各トラックずつでやらないといけませんね。めんどくせえ。

32bit floatで内部処理がされるDAWなら、書き出し時にボリュームは戻さなくてもOKなんですよね。32bit floatについてはSleepfreaksさんでわかりやすく解説されています↓

 

【ポイント③】
定位まで作り込んだステムミックスやステレオ音源以外のPANはセンターに戻します。Cubaseなら全トラック同時選択でshiftキー+altキー(Macの場合はshiftキー+optionキー)でPANをオフにすればOKです。

【ポイント④】
モノラルはモノラルで、ステレオはステレオで書き出します。Cubaseにはパラ出しのときにモノラル・ステレオを個別に設定できませんので、以下の2通りのどちらかになるかと思います。

①個別にモノラルで書き出す
②モノラルバス繋いでまとめて書き出す

個人的には②がオススメです。ミックスまで進んでから打ち込み直すときなど、いちいちモノラル書き出しにチェックを入れるのも面倒ですからね。

意外と知られていないんですが、Cubaseで書き出すとき、それがモノラルかステレオになるかは最終のアウトプットのそれを参照しています。

②の方法を取るにはまずこれを作って↓

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モノラルトラックはこのバスにルーティング↓

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↓あとは「マルチトラックで書き出し」にチェックを入れて書き出せばモノラルになります。

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【ポイント⑤】
書き出し先は専用のフォルダを用意しておくのがよいでしょう。ミックスで読み込む際に楽です。

前編は以上。録音以降は後編に進みます↓

メモリ8GBで節約DTM!パラトラックの保管にも効果的なプロジェクト管理術。〜後編〜

2016/12/13 odasis

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