oasisの魅力を改めて語ってみる。
odasisはoasisが好きな小田さんです。
というわけで年末だし(?)改めてoasisの魅力について語っておこうと思う。
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oasisとは?
知らない人のためにざっくり解説しておく。
ビートルズ、ローリング・ストーンズなどから続く正統派ブリティッシュ・ロックを踏襲した、ブリットポップ・ムーブメントの代表格であり、近年のイギリスの国民的ロックバンド。世界的にも人気があり、全世界でのCDトータルセールスは7000万枚を超える(2009年時点)。
バンドの核となるギタリストのノエルとボーカルのリアムからなるギャラガー兄弟は、同じくアイルランド系・労働者階級出身であるビートルズを大変敬愛している。「アイ・アム・ザ・ウォルラス」や「ヘルター・スケルター」などを時折演奏する他、ファッションや自身の曲に於いてもその影響を見ることができる。また、そのスキャンダラスな言動は常に人々の注目を集めた。
(中略)
2009年8月にノエルが脱退を表明したことで事実上解散。2010年、残されたメンバーは新バンド「ビーディ・アイ」を結成した。
(Wikipediaより)
さすがWikiだ。
せっかくなのでミュージシャン的な補足をしておくと
- 演奏は総じてテクニックには欠ける。
- ただしノエル(ギター)のストロークのタイム感や、ゲム(ギター)の音作りや空間の埋め方は絶妙。聴かせるスキルはすごく高い。
- 曲はイーブンの16ビート系と4ビート系のざっくり2系統に分かれる。
- ギターはギブソン系がメイン。
- ギターコードはバレー(セーハ)をほとんど使わず、オープンコードで済ませることが多い。
- アコギではGメジャーキー(Eマイナーキー)で5・6弦の3フレットをペダルトーン的に鳴らし続けるコードボイシングを良く使う。
- メロディラインには2音の繰り返しをよく使う。
- 「Love」という単語をあんまり使わない。
こんなところかな。
実際にコピーしてみると解りますが「これで金もらってていいのか?」っていうぐらい簡単な演奏しかしていません。演奏はね。
ギターはノエルがES-355やカジノなど、ゲムがファイヤーバードなどなどいずれもギブソン系のサウンドです。
2音の繰り返しについてはこちら↓
ノエルのソロ
これもまたいいんだよ!
シンプルな構成でシンプルなことしかやっていないんですがかっこいい。曲が良いからです。
この編成だとリードギターの音作りがキモ。ベースがいない分の低域と、人数が少ない分の空間埋めが必要になってきます。ここはさすがゲムといったところでしょうか。見事な接着具合。
odasisが思うoasis
さてさてここからが本題。
odasisがoasisを愛する理由は単純です。
です。
比べるわけではありませんが、LINEの既読が付かないことを嘆くようなヌルいものではないんですよ。
「おれはおれでいいんだ!」と率直に主張し↓
その自己肯定感がときに歪み↓
恋人を失ったときは思いっきり叫ぶのです↓
彼らの音楽はあまりにも正直です。
音楽は「伝えようとして伝わる」ものじゃなくて「自己表現の結果として伝わる」もの。だからこそみんな熱狂するし憧れる。
oasisにはミュージシャンに本来あるべき力強さがあると思うわけですよ。
純リスナーとして愛した音楽
楽器を弾き始めたり、作曲し始めたりすると、音楽の聴き方も楽器中心になっていきます。純リスナーからプレイヤーになっていくわけです。
プレイヤーになった時点から、純リスナーとしての感性は少しずつ失われていくわけですよ!
代わりに得るものもありますし、だからこそ音楽をやるわけですけど。
何が言いたいかというと、
ということです。
odasisにとってのoasisはまさにその価値がある音楽。高校生のときに好きになりましたから。
音楽を作るようになったいまでも「かっこいいなぁ」と思える音楽は残念ながらそう多くはありません。
ミュージシャンのみんなは音楽始める前から好きだった曲は大事にしようね!何かあったときに救ってくれる存在になるからさ!
というわけで愛してやまないoasisの紹介でした。
2016/12/29 odasis