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【A(F#m)編】カポタストの位置の正しい選び方。ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!【Aメジャー】

ギターの演奏キーにもっと拘るべきという話。Aメジャー(F#マイナー)編

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Aメジャー(F#マイナー)の特徴

キーの特徴としては

  • 開放弦は3弦以外がナチュラルスケール上に乗っている。
  • 3弦・4弦以外はペンタトニックスケール上に乗っている。
  • スリーコード(トニックA、サブドミナントD、ドミナントE)のルートが開放弦になる。

Dメジャーと同じく押さえるべき弦を押さえないことでテンションコードを作りやすくなるのに加え、スリーコードのルートが開放弦になるため一人で遊びやすいキーです。

テンションを開放弦に乗せる

Dメジャーと同じように見てみます。

スクリーンショット 2017-01-23 0.21.40

ちなみにDメジャーはこれ↓

スクリーンショット 2017-01-23 0.21.23

Dメジャーと比べると「オイシイ」テンションが少なく、浮遊感では劣る印象です。

どっしりとした安定感はAの方があります。この辺りはカポの位置と曲の雰囲気に合わせて決めましょう。

ちなみに「オイシイ」コードの例を挙げると

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オープンハイコードもたくさん作れそうです。

スリーコードのルートが開放弦

Aメジャーのスリーコードは

  • トニックのA
  • サブドミナントのD
  • ドミナントのE

全てのルートが開放弦にあります。これが他のキーに無い特徴。

ブルース

ギタリストがブルースでセッションをするとき、キーはAメジャーであることが多い。

Aメジャーが選ばれやすい理由はいろいろあるとは思うのですが、

  • スリーコードのルートが全て開放弦である。
  • メジャーペンタ・マイナーペンタがどちらも程よい高さにある。

この2つが大きいところなんじゃないかなと個人的には思っています。

伴奏・ソロどちらもやりやすいキーではあるので、ブルースの初心者にはすごくオススメのキーです。

ソロギター

ソロギターは1人で伴奏も主旋律もやらないといけないので、開放弦の位置は特に重要です。

スリーコードのルートが開放弦にあるので、ハイフレットも使いながらフレーズを組み立てることができますね。

まあ最近のソロギタリストは皆さんチューニングを鬼のように変えるのであんまり関係ないかもしれません。

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まとめ

  • テンション感はDメジャーより少なく、その分安定感がある。
  • スリーコードのルートが開放になるのでブルースの練習にGood。

2017/1/22 odasis

目次

はじめに:演奏キーにこだわろう!
その① :Dメジャー(Bマイナー)
その② :Eメジャー(C#マイナー)
その③ :Gメジャー(Eマイナー)
その④ :Fメジャー(Dマイナー)
その⑤ :Aメジャー(F#マイナー)

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