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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

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「イヤなヤツほど出世する」という思考停止。上から見た扱いやすさとは表裏一体である。

「イヤなヤツほど出世する」という当たり前に語られがちな、少し危険な考え方の話。

転職前に考えていたことを掘り返してみます。

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どこにでもいる「イヤなヤツ」

前の会社は規模も大きかったこともあり、いろんな人がいました。

 

人当たりの良い人がほとんどでしたが、いわゆる「ウマが合う人」は少なかった。

仲が良い悪いという話ではなくて波長の問題です。人が多いのだから当然の話。

 

そして、どこの組織でもそうですが、周囲に煙たがられながらもエラくなっていく人もたくさんいました。

 

人事という立場から見た「イヤなヤツ」

不思議なものでエラくなる人ほどイヤなヤツが多い

 

なんであんなイヤなヤツがエラくなるの?上は何考えてんの?

↑頻出の愚痴ね。よく聞かされました。

 

部下には厳しく無理難題を押し付けるくせに外面だけは良い。

部下からすればたまったもんじゃないだろうな。感情的には理解も容易い。

 

しかし、同期や後輩から愚痴を聞く機会は多々あったものの、自分の印象とは真逆であることが多かった

理由は簡単です。odasisが人事の人間だったから。

 

程度の差はあれ、人事は気を遣われる存在です。若造であってもその立場に対して気を遣う人々が一定数いる。

部下からの印象と、人事から見た印象が異なるのも自然な話。

 

愚痴を聞いても理解できない部分(というより見えない部分)があるのも当然。

人事に対して不都合なことを隠そうとするのも自然だから。

 

「イヤなヤツがエラくなる」という思考停止

エラくなるのがイヤなヤツに見えるのにはそれなりに理由があると思うんです。

これ↓

 

エラくなるイヤなヤツにも共通点があって、

  • 理不尽かもしれないが仕事が回せる。
  • 部下の愚痴やトラブルを上手に隠す。
  • 嘘をつきとおす。

などなど。

 

逆にエラくならないイヤなヤツって

  • 要領が悪い。
  • イヤな癖がある。(異性にやたらと絡む、理由なく部下をいじめるetc.)
  • 嘘も含めて発言のタイミング・内容が悪い。

などなど。

 

要はエラくなるイヤなヤツって扱いやすいんですよ。

 

媚を売られたくらいで出世させてやろうなどと賢い幹部は考えません

部下から見れば理不尽極まりない上司でも、仕事を回せて、職制内のトラブルを勝手に解決してくれて、嘘もつき通してくれるなら、上から見ればそれは扱いやすい人間なわけ。

 

 

冒頭のこれも↓

なんであんなイヤなヤツがエラくなるの?上は何考えてんの?

↑ちゃんと考えてると思うよ?それなりに大きい組織なら。

 

本当に何も考えてない組織だったら早々に去った方が良い。

もとより上層部が何を考えてるかなんて下からはほとんど見えないと思った方が良い。

 

自分ならどうするかを考える

エラくなっていくプロセスには組織の構造や体質がはっきり表れます

 

そのメカニズムを研究して攻略方法を考えた方がよほど面白いしスキルも付く。

愚痴になると思考が止まるし、愚痴を続けるうちに「エラくなるのはイヤなヤツだ」という思考が定着します。

 

感情はどうあれ、エラくなる人は上が決める場合が多いし、その会社で自由にやるにはエラくなるしかない。イヤならやめるしかないんです。

 

どうか思考停止しないで、面白可笑しく分析してみるのもいかがかな?

 

2017/7/12 odasis

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