映画備忘録(2017・2018)
これまで見たものを備忘します
- これまで見てきた & これから見る予定の映画を備忘としてまとめておきます。
- 2017年に見たものはあまり覚えていないのでざっくりしか書いていません。
- 初心者です。お手柔らかに…
見たものリスト(一部ネタバレもあります)
2017年
- LA LA LAND (★★★★★)
- 鴨川ホルモー (★★★★★)
- 桐島、部活やめるってよ (★★★★)
- 夜は短し歩けよ乙女 (★★★★★ 「四畳半神話大系」「有頂天家族」のファンとしては堪らない作品。好きすぎる…)
- ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (★★★★)
- ショーン・オブ・ザ・デッド (★★★★★ ショーン3部作ともに最高。アメリカンで痛快、カッコいい作品です。)
- ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! (★★★★★)
- 宇宙人ポール (★★★★★)
- フォレスト・ガンプ/一期一会 (★★★★)
- ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! (★★★★★)
- ホビット 決戦の行方 (★★★★)
- ローグ・ワン (★★★★)
- スターウォーズ 最後のジェダイ (★★★★★ 最高だった…直前にエピソード6を見ていたこともあって、ルークが登場したシーンで涙が止まりませんでした。)
2018年
1. 007シリーズ(カジノ・ロワイヤル、慰めの報酬、スカイフォール、スペクター)
★★★★
→冒頭の長いアクションシーンが毎度すごい。ダニエル・クレイグがめちゃくちゃカッコいい。
2. パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
★★★★
→まだ観てなかったので観ました。いつも通り(もちろんいい意味で!)の痛快さとテンポ、ユーモアで楽しめました。
3. グレイテスト・ショーマン
★★★(劇場にて観賞)
→あんまり響きませんでした…「音がすごい!」との前評判でしたが、僕の耳がポンコツなのか映画館があんまり良くなかったのか…
4. ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
★★★★(劇場にて観賞)
→アメリカ政府の機密文書を巡る新聞社の葛藤を描く。報道の自由がメインテーマ?報道の在り方や、その自由との接し方、葛藤の描写が良い。メリル・ストリープがとても素敵だった。掲載を決めるシーンは鳥肌が立ちました。
5. ゼロ・グラビティ
★★★★★
→めちゃくちゃ面白かった。宇宙がテーマだけれども、設定は現実味があって宇宙で感じるであろう恐怖みたいなものがリアルに伝わってくる。根元的な生きることへの欲求みたいなものが泥臭く描かれていて、ラストシーンでは号泣しました。(2018/4)
6. インターステラー
★★★
→SF。設定はよくある感じながらも細かい描写が個性的で、テンポも早いのでサクッと見られた。(2018/5)
7. ロッキー
★★★★
→「この曲、この場面のものだったんだ!」って感動した。素朴(いまだからこそそう感じる?)な描写でジーンとするシーンも多々あり。エイドリアンとの最初のキスシーンがすごく良かった。昔の映画だからか、音楽がとても少ない。どういう基準でどんなこと考えて音楽あてていたのかすごく気になる。(2018/5)
8. J・エドガー
★★★
→FBI長官エドガー・フーバーの生涯を描く作品。展開が早すぎるのと、前知識がないと入ってきにくい部分も多く、少し疲れる。政治的なメッセージも強く、アメリカ国民がどのようにこの作品を受け止めたのかは気になるところ。(2018/5)
9. ディパーテッド
★★★★
→設定面白い。描写は過激ですがみんなかっこよくて良い。最後の結末はビックリした。独特の死生観という感じ。絶妙な後味ですがとても良かった。(2018/5)
10. シャッターアイランド
★★
→最初は引き込まれる感じはあるものの、途中から結末が読めてしまう。既視感があり。(2018/5)
11. フォックスキャッチャー
★★★★
→レスリングのアメリカ代表の史実に基づく作品。人間の欲望とかエゴとか、汚い部分の描写が良くできていた。暗い作品。(2018/5)
12. オーシャンズ11
★★★★★
→めっちゃ痛快。出てる人みんなカッコいいし、ストーリーもテンポよくて分かりやすい。あとユーモアのセンスも素晴らしい。音楽もファンクっぽい生演奏がメインで、カラッとしてる。めっちゃ面白かった。(2018/5)
13. オーシャンズ12
★★★★
→面白かったが前作より少し地味な印象(2018/5)
14. オーシャンズ13
★★★★★
→めちゃくちゃ面白かった。前2作を直前に見たこともあってか、登場人物や設定もスッと頭に入ってきて、独特のユーモアをしっかり楽しめた。めっちゃ笑ったし、かといってみんなカッコいいし、テンポも良い。とても素敵な作品(2018/5)
15. アンノウン
★★★★
→狂気・妄想オチかと思いきやそんなことはなくて、結構スケールの大きいスリリングなストーリーで見応えあり。テンポも良い。女優さんが恐ろしく美人。(2018/5)
16. レオン
★★★★★
→演者がとても良かった。ナタリーポートマンの愛嬌はもちろん、ジャンレノも超カッコいい。演者の表情だけで泣けるし、エンディングのShape Of My Heartは知っている曲だけに鳥肌が立ちました。(2018/6)
17. イエスマン “YES”は人生のパスワード
★★★★★
→ストーリーもメッセージもとてもシンプルなんですが、和やかな世界観、チャーミングな演者陣、強烈なユーモアで飽きずに観られる。後味もとてもサッパリしていて幸福感のある作品。(2018/7)
18. 最高の人生の見つけ方
★★★★★
→素晴らしかった。余命宣告された2人の男性が余生を精一杯生きるという内容。幸福感はかけた時間に比例するわけではないこと、死との向き合い方や孤独、重たいテーマを含んでいるのに、温かい作風でジーンとくる。主演のお二人は本当に素晴らしい。ちょっと微笑むだけで涙を誘う素晴らしい演技でした。(2018/7)
19. グランド・イリュージョン
★★★
→カッコ良いシーン多くて、頭を使う場面も多いけれど、展開が早くて(分かりやすさはあった)推理する余裕がなかった…(2018/7)
20. グランド・イリュージョン 見破られたトリック
★★★
→同上(2018/7)
21. 万引き家族
★★★★★(劇場にて観賞)
→とても感銘を受けました。諸犯罪を日常的に(ほとんど無意識)に繰り返す家族の生活を描く物語。罪に対する一家の意識の根本的なズレがよく描写されており、平和な日常に見せかけながらもどこか異世界を観ているような感覚になる。自分たちがニュースで見る様々な犯罪にも、そこには表出しない想い・価値観・事情があること、自分の居場所と感じられるような場所に正義も悪もないこと、肉体的な結びつきだけが母性ではないかもしれないこと、罪は犯してはならないという社会通念に逆らうことへの難しさ…ほろ苦い後味のなかで考えさせられることの多い作品でした。音楽もめちゃくちゃ良かった。
22. TIME/タイム
★★★
→わかりやすい設定で話も追いやすい。勧善懲悪具合もソフトで観やすい。ただ引き込まれるの設定だけで出オチ感が少しあり。(2018/7)
23. グラン・トリノ
★★★★★
→良かった。先の「万引き家族」然り、絆と血の繋がりはイコールではないこと、命令であったとしても人を殺めるには大きな苦痛を伴うこと、そしてそれを乗り越えていく人間の優しさや強さを人種差別や戦争に絡めて描写している。クリントイーストウッドの演技も素晴らしい。
24. サマーウォーズ
★★★
→わかりやすさやテンポ感は良かったけれど、「コンピュータとの対立の末、やはり生の人間が良い」という既視感の強いオチのためにイマイチ印象に残りにくい作品であった。
25. ヒア アフター
★★★★
→死後の世界との交信を主題に、死に接する3人を描く物語。ギターの音色が印象的な劇伴が多かった。死を扱った作品であるが重苦しい印象は受けない。
26. 超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!
★
→原作が結構好きでなんとなく観てみたけれど、対象年齢低めな感じの作りであまり楽しめなかった。ギャグ漫画の「たまにシリアスな物語を見せるからこその説得力」みたいなものが原作にはあったような気がするのだが、そういうメリハリみたいなものも作中にはなく、ユーモアにもエッジが欠けていた。単純に年齢的に自分を対象とした作品でなかっただけという感じもある。
27. アジャストメント
★★★
→運命を管理する組織(個人?)とそれに抗う1組のカップルの物語。設定はSFながら、その設定自体は本筋では無い感じ。特に目新しさがあるわけではなく、良くも悪くも普通という印象…主演の2人はとてもカッコいいしチャーミングでした。
28. ゆらり
★★★★★
→3組の家族の愛を描く物語。3組の物語は分離しているようで実はつながっている。SFっぽい設定とそのタネ明かしが最後にあるが、SFっぽさはなくほどよい納得感と後味。平和ボケした愛の描写ではなく、それぞれの葛藤や後悔が描写してあってめちゃくちゃ泣ける。内山理名がめちゃくちゃ魅力的。音楽はほとんど鳴ってない。
29. ミッション・インポッシブルシリーズ(〜第5作「ローグ・ネイション」まで)
★★★★
→回が進むごとにキャラクターや世界観に馴染めてきて面白さが増す。最初2本はストーリーが早すぎてついていけなかった…主演のトムクルーズはもちろん、サイモンペグも最高。最新作も楽しみ。
30. オーシャンズ8
★★★★(劇場にて観賞)
→オーシャンズっぽい歯切れの良さやテンポ感もあるけれど、どうしても前作までのイメージが強くて、以前のキャラクターが登場していない寂しさがあった。アンハサウェイがめっちゃくちゃ可愛かった。
31. ミッション・インポッシブル フォールアウト
★★★★★(劇場にて観賞)
→最高だった。ストーリーが複雑との前評判だったが、前作までを直前に観ていたこと、予習サイトである程度予習していたこともあってすんなり入ってきた。劇場で観ると音も映像も大迫力、見慣れた演者達も相変わらずカッコよくて引き込まれます。
32. 第9地区
★★★★★
→めちゃくちゃ見応えがあった。エイリアンが人間と共存する世界で、トラブルの多いエイリアンを排斥していくというストーリー。設定には少し意外性があるが、設定や映像に頼りきった脚本ではなく、ストーリーも分かりやすくて見入ってしまう。エグいラストではあるけれど、なかなか考えさせられるし面白い。できれば体力・気力の十分あるときに観たい作品。
33. 英国王のスピーチ
★★★★
→吃音に悩む英国王の物語。僕自身も軽度ながら吃音があるので、ものすごくリアルに感じられ、没入感があった。賛否分かれそうであるが、吃音の苦しみが上手く描写されている良い作品と思った。
34. 涼宮ハルヒの消失
★★★★
→ハルヒのクライマックス作品。面白かった。アニメのハルヒが懐かしくなった。
35. アバウト・タイム ~愛おしい時間について~
★★★★
→過去にだけタイムスリップできる主人公を中心に、家族の愛や生と死について描く物語。設定では主人公一家の男性陣は全員その能力を持っており、特に父親の死を巡って描かれる親子の描写が美しい。
36. ミッドナイト・イン・パリ
★★★★
→パリ市内でヘミングウェイやピカソの時代にタイムスリップした小説家を目指す男性の物語。黄金時代と呼ばれた時代に行き来する中で、それは幻想である(結局今が一番良い)ということに気付くというストーリーでシンプルで分かりやすい。テーマ曲と思われる3拍子のジプシー調の音楽が印象的。アドリアーナ役の女性がとてもチャーミングでした。
37. Catch Me If You Can
★★★
→小切手偽装で全世界で詐欺を働いたF.W.アバグネイルの犯罪を描く実話。分かりやすくて描写も素敵であったけれど、ストーリー自体に新鮮味があるわけではないのであんまり響かなかった。音楽はジョンウィリアムス。
38. 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
★★★
→シュタゲゼロの感動のまま観た劇場版。あまり響きませんでした…いろんな伏線回収があったようなのだが、クリスの苦労とか心情の描写が少なく、アニメほど心に重く響く感じではなかった。1時間半で詰め込めるコンテンツではないのかもしれない。
39. はじまりのうた BEGIN AGAIN
★★★
→奔放な振る舞いが祟って自身が立ち上げた会社を追い出された音楽プロデューサーと、なかなか芽が出ないシンガーソングライターの物語。分かりやすいサクセスストーリーだけれど、移動しながら収録したアルバムを作ったり、制作費節約のために自宅で収録したりと、音楽をやっている人には刺さる描写が多い。劇中の音楽も素敵。後半にかけて少し間延び感があった。
40. カメラを止めるな
★★★★★+(劇場にて観賞)
→めっちゃくちゃ面白かった。もっと自主映画っぽい荒い作りを想定していたけれどめちゃくちゃ作り込まれてた気がする。後半は笑いを堪えるので必死だったけれど、ユーモアの中だからこそ、作り手としてのプライドや夢みたいなメッセージ性も強く感じられた。笑いあり涙ありの傑作と思う。ただ最初の30分はかなり酔った。
41. ファイト・クラブ
★★★★
→不眠症を患う主人公が、飛行機で出会った友人タイラーとストレス発散の場である「ファイト・クラブ」を作るが、タイラー主導のもとやがてそれがテロ組織に変化、そして主人公とタイラーは同一人物であったという多重人格のオチ。いろんな風刺が盛り込まれ、情報量も多くてユーモアも強烈。時間が長く感じる作品。
42. エド・ウッド
★★★
→生前は「アメリカで最低の映画監督」とのレッテルを貼られながらも、没後に再評価されカルト的人気を誇ったエド・ウッド監督の伝記。白黒映画を見るのは初めて。ティムバートン監督の想いは伝わってくるけれど、イマイチ印象に残らず。不思議な作品。
43. ボヘミアン・ラプソディ
★★★★★(劇場にて観賞)
→フレディマーキュリーの生涯をクイーンとともに描く作品。彼の生涯それ自体がドラマティックではあるものの(詳しくないけど)、それでもグッと胸にくる作品。クイーンにそれほど詳しくなくても、なんとなく聴いたことがあるような曲ばかり流れてくるし、ストーリーも分かりやすい。バンドの絆というテーマでこんなに泣いた作品も初めてかもしれない。
44. THE 有頂天ホテル
★★★★★
→大晦日のホテルでいろんな登場人物がハチャメチャ騒ぐ映画。めっちゃ笑った。キャストがすごく豪華なのに、キャスト頼みの感じは全くなく、ストーリーも分かりやすいしユーモアも尖っててすごい。
45. チャッピー
★★★★
→警察ロボットとして作られたAIの物語。犬の死骸のシーンが秀逸。音楽に面白いヒップホップが散りばめられてて印象的でした。
2018年視聴本数 52本
2019/01/15