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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

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【前編】カホン(Cajon)の特徴とドラムスを代用するときの注意点。路上ライブは上手にやろう!

2017/06/03

すっかり市民権を得た感のあるカホン。「なに?あの箱?」とか言っちゃう人も減ってきたかな?

45856635 - flamenco musician with an assortment of cajon instruments

路上ライブでドラムスの代わりに使われるのをよく見かけるのですが、

それだったらちょっと無理してドラムセット用意した方がいいんじゃない?

と思うことも多いので、両者の違いの分析と、ドラムスをカホンで代用するときのコツをまとめてみます。

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カホンとは?

まずはカホンについて知りましょう。

楽器の仕組み

ただの箱じゃないですよ!

木でできた箱の中にジャラジャラ鳴るスナッピーや鈴を付け、後ろ(あるいは横)に穴を開けたもの。

31732596 - cajon - afro-peruvian musical instrument

上の方を叩くとスネアっぽい音が、真ん中辺りを叩くとバスドラムっぽい音が鳴ります。ドラムスの代わりに使われる理由は低くて重い音が出せるからです。

バスドラムみたいな音を出せるパーカッションてあんまりないんだな。

ルーツ

元来はフェステホなどのムシカ・アフロ・ペルアーナ、バルスなどのムシカ・クリオージャを演奏するために用いられてきた。 他ジャンルへの伝播のきっかけは、1970年代にフラメンコギタリストの「パコ・デ・ルシア」がラテンアメリカ・ツアーの折に、ペルーのカホン奏者「カイトロ・ソト」からカホンをプレゼントされたことである。このことをきっかけに、カホンはフラメンコの世界に持ち込まれ、今ではフラメンコの重要な伴奏楽器として認識されるまでに至っている。 (Wikipedia)

今でこそ「路上ライブでのドラムの代用」のイメージの強いカホンですが、ルーツはラテン音楽なんですね。

巨匠パコ・デ・ルシア(ギタリスト)↓

ドラムスの代用に終わるような代物ではなくて、独特の音色を持つ木のパーカッションなんです。本当は。

ドラムスとカホンの違い

楽器が違うので「違い」をわざわざ説明するのも変な感じがしますが、「ドラムスの代用」として考えるうえでの違いを考えます。

シンプルです。ひとことで言うと

足を使うかどうか

です。ドラムスは両手両足の4本が使えますが、カホンは手だけ。(足使う人もいるけど)

そしてドラムスのビートはバスドラム、スネア、ハイハットの3点が基礎となります。手足は最低でも3本要るわけ。

気付かれました?

ドラムスのビートをカホンで演奏する場合、手足が1本不足する。

この手足1本分の不足をメンバー全員で上手に埋めないと芯のない演奏になってしまうんです。

聴く人の好みにもよりますが、たとえば楽譜どおりにバスドラムとスネアだけをカホンで拾ったとしても、テンポは取りにくいし、グルーヴしなくなる。

持ち運びやすさも大事ですが…

カホンの持ち運びやすさは素晴らしいですよ。軽いし。その可搬性は路上ライブで使う十分な理由になります。

でもさ!ミュージシャンたるもの

楽器が違うことで演奏が劣化するようなことは避けたいと願うべき

だと思うんです。

なかなかやむを得ない場面は多々あるかとは思いますが、劣化を感じ取る感性を失ってはミュージシャンとしての成長も止まってしまうでしょう。

というわけで後編でカホンをドラムスで代用する際の具体的なコツを見てみましょう!

【後編】カホン(Cajon)の特徴とドラムスを代用するときの注意点。路上ライブは上手にやろう!

2017/2/11 odasis

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