オカンの鼻歌の精度はキャッチーさの指標。作り手ではない人の耳を頼りにしてみる。
年末年始の帰省の折、親が口ずさむ鼻歌を聞きながら気づいたことがありました。
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鼻歌の精度はキャッチーさの指標?
僕の曲は親もたまに聴いてくれているようで、実家に帰ると母が鼻歌で歌ったりします。
母は若い頃に少しだけ音楽をやっていましたが、基本的には作り手ではない聴き手です。
目の前で歌われる恥ずかしさは置いておいて(もう慣れた)、それよりも気になるのは鼻歌の精度の低さ!
精魂込めて作ったメロディラインを間違えまくって口ずさみます。
譜割りが変わったり、音程が変わったり、その間違え方もいろいろ。
しかし、たとえば全国的に流行したヒット曲などの鼻歌は結構精度が高かったりする。
鼻歌などは無意識で口ずさむことがほとんどだと思うので、キャッチーなメロディは自然と覚えているんだと思います。
テレビなどで繰り返し聴くからという理由もあるからかもしれませんが、鼻歌の精度はメロディのキャッチーさのバロメータになるんじゃないかと思ったりするわけです。
作り手ではない人の耳に頼る
いまの職場は開発会社のサウンド部門なので、社内には音楽を作らない人もたくさんいます。
サウンド部門以外の人に自分の曲を聴いてもらうことも多いのですが、無意識に鼻歌を口ずさむ方がいるととてもありがたい。
数回聴いて覚えている部分はある程度キャッチーだと言えるし、間違えた部分はキャッチーではない可能性があるということ。
キャッチーだから良いというものでもないのですが、無意識の鼻歌はキャッチーさを測る良い指標になるような気がしています。
作り手ではない友人、また環境は大事にしましょうね!
「ちゃんと覚えろや!」など言ってしまってはもったいないですよ。
2017/1/10 odasis