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サウンドクリエイターに転身した京都大学卒の元人事マンが雑多なノウハウを晒すブログ。 「おだしすたぢお」

ギタリスト向け

電子ドラムを4年使ってみた感想まとめ。必要性は吟味すべし。

2017/05/07

実は電子ドラムを持っています。

↑友人から購入したもの。今は実家にあります。

集合住宅で1年ほど使っていた経験があるので、買おうか迷っている人のために注意点などをまとめてみる。

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電子ドラムの構造

まずは電子ドラムの構造を確認しておきます。

電子ドラムは

  • 叩いた振動を信号に変える「パッド」
  • 信号を音に変える「音源モジュール」

の2種類の機器で構成されています。

スネアのパッド↓

↓ハイハットのパッド

音源モジュール↓

これらをケーブルで繋ぐ↓

実際に音を出しているのは音源モジュールになるので、音質を上げたければ音源モジュールのグレードを上げてやればよい。

逆に打感をよりリアルにしたければパッドのグレードを上げてやればよいわけです。

 

メリット

電子ドラムを持つことのメリットを改めて整理します。

  • いつでも練習ができる。
  • 曲に合わせて練習しやすい。
  • 自分にとってベストなセッティングを見つけることができる。
  • 所有感がある。
  • 手順・パラディドルの練習ができる。

 

曲に合わせて練習ができる

生ドラムは音がとても大きいので、ひとりで曲に合わせて練習するときは音量をかなり上げないといけません。

耳にも悪いし、自分のドラムの音も聞き取りづらくなる。

その点、電子ドラムはヘッドホンで聞けるため、ある程度の音量で練習曲とミックスしながら練習ができます。

 

セッティングを見つけやすい

ドラマーにはとにかく時間がありません

スタジオ練習はみんなの時間。自分のセッティング研究に割ける時間は限られます。

  • ワンタム or ツータム
  • 楽器・椅子の高さ
  • ライドの位置

などなど、ドラマーが研究すべきところはたくさんありますが、家にドラムセットがあればじっくり時間をかけて自分にとってベストなセッティングを見つけることができますね。

 

手順・パラディドル

手足を動かす練習やパラディドルぐらいであれば十分できます。

逆に言うと細かいタッチが必要になるもの(スネアロールやジャズドラムなど)は難しいですね。

 

所有感

ドラム関連の機材って所有できるものが少ない

車がない限り持てるのはせいぜいスネアとペダルくらい。

ギターやベースはエフェクター類も含めて集め甲斐があるんですが、ドラムはそうはいかないんです。

電子ドラムはその点、自分のものになるので愛着も湧きやすい。これは結構大事。

 

デメリット

こっちの方が気になる人は多いかな。

  • うるさい。ちゃんと対策しないと確実に隣人トラブルになる。
  • 細かいニュアンスの練習ができない。特にハイハットとシンバル類。
  • 生ドラムと各楽器の音量バランスが大きく異なる。

 

騒音

うるさいです。キックの振動が一番うるさい。

↓こんな感じでバスドラム用のパッドを生ドラム用のペダルで叩くタイプが多いのですが、これがうるさい。

どれくらいのうるささかと言うと、

かかとで、卵を割るくらいの強さで床を突くくらいのうるささ

キックのうるささは悩ましいところですが、逆に言うとここさえ対策できればほぼクリアできます。

odasisは定番のタイヤふにゃふにゃシステム(ググれば出てくるよ)を採用しました。匂うのがイヤだったのでタイヤの代わりにバックアップ材を使って対策しておりました。

  1. 付属のドラムマット
  2. 風呂マット①
  3. バックアップ材
  4. 風呂マット②
  5. ベニヤ板
  6. 100均のクッションマット2層
  7. 人工芝マット

の順番で重ねています。かなり効果はありますが、当時の住環境(機密性高めの鉄筋コンクリート1階角部屋)でもたまに苦情が来てました…

 

細かいニュアンス

やっぱり生ドラムとはタッチが異なります。

ただし、タッチが違うということを意識したうえで、定期的に生ドラムに触れる時間をちゃんと作れればそれほど怖がるものではないと思っています。

慣れてくれば「これは生ドラムならこうなるな〜」みたいな感覚が自然と付きます。

 

音量バランス

これがクセモノ!

ドラマーが一番大きく感じる音はシンバル類です。

これはシンバル類の倍音によるものですが、高音は低音に比べて減衰しやすいので、少し離れたリスナー席ではシンバルの音量はそれほど大きく聞こえない。

ドラムスローン上での体感の音量バランスと、リスナー席で聴こえる音量バランスには大きな隔たりがあるんです。

上手なドラマーはその辺の音量バランスを環境に合わせて調整できるんですが、電子ドラムではそういう訓練ができない。

生ドラムのシンバルうるせえぇ…思いっきり叩くのこえぇ…

みたいなことにもなりかねない。

 

まとめと応用

電子ドラムは扱いがなかなか難しいんですが、あれば便利です。

  • 生ドラムに触れる機会を定期的に作ること
  • 生ドラムとの違いを意識して練習すること

この2点をおさえれば十分使えますよ!

ちなみにミキサーとヘッドホンアンプがあれば家でセッションができます。機材イメージは

↓これに電子ドラム・ギター・ベース・キーボードなどを突っ込み、

↓これでみんなで聞く。

ミキサーの代わりにオーディオインターフェイスを使えばマルチトラック録音もできます。UR44がおすすめです。

豊富な入出力でiPadにも対応のオーディオインターフェイスをレビュー。DSPが便利です。【Steinberg UR44】

2017/5/6 odasis

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