ライブでも十分使える!ギター用マルチエフェクターのレビュー。【BOSS(ボス)GT-001】
2017/08/20
録れコン2015の景品で頂いたGT-001をレビューしてみる。
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良いところ・惜しいところ
良いところ
- 軽い。フロアタイプのマルチエフェクターの5分の1くらいじゃないかと思う。ギターケースのポケットに入ります。
- 中身はGT-100のそれと同じ。音は言うまでもなく良い。
- 安い。買ってないけどGT-100の6割くらい。
- USB接続でPC上での音作りができる。この操作性が抜群。
- ライブでも使える。軽いし。
- バスパワーでもコンセントでもどちらでも動く。
惜しいところ
- パッチ切り替えが足でできない。
- フットスイッチとペダルのどちらかしか接続できない。
- iPadで制御できない。
- 軽すぎて不安になる。
- 本体のディスプレイが小さくて少々見にくい。
PCでコントロールする
これがとても便利です。「BOSS TONE STUDIO」というアプリでコントロールします。
↑エフェクトごとに細かい設定ができます。エフェクトの順番を変えることも簡単。
アウトプットもLINEやBOSS特有のJC-120のReturnが選べます↓
ちなみにBOSS製品に限らず、アンプシミュレータからJC-120で鳴らすときにはセンドリターンで送ると良いことが多いですよ。
ライブでの使用感
気になる人も多いんではないかと思います。ジャンルによりますが使えます。
パッチ切り替え
一番気になるであろうと思われるのがこれ。できることは以下の2つ。
- 足で切り替えられるのが2種類(フットスイッチ要)
- 手で切り替えらえるのが4種類
足で切り替えるにはフットスイッチが必要です。楽器屋で1000円くらいで拾ったやつ↓
フットスイッチで切り替えられるのは同じパッチ内での①と②のルーティングです↓
演奏しながら切り替えられるのは2種類だけになります。たとえば曲中で何種類も音色を使い分ける人には不向き。
↑FavoriteのA〜Dボタンにはそれぞれパッチをアサインできるので、手を使う必要はあるもののワンタッチで4種類までパッチの切り替えができます。曲中では音色を変えないけれども曲毎には変えるという人には十分だったりします。
↑ペダルももらいものが使えるw
↑ただしCTL(スイッチ)とEXP(ペダル)のどちらかひとつしか繋げないので、たとえば曲の途中でワウとその他の音色を切り替えるといったことは難しいですね。
↑本体のディスプレイはこんなかんじ。これはイマイチ。PCで音作り→アンプに繋いで微調整っていうのがベター。
オーディオインターフェイス機能
デスクトップでの使用を想定しているだけあって、ドライでの録音やDAWで認識できる入出力数も充実しています。
ただ、odasisはとりあえずドライで録ってあとでリアンプという処理がどうしても苦手(ニュアンスが変わってしまうため)なので、こんなかんじでメインのオーディオインターフェイス(UR44)に繋ぎっぱなし…
録音はGT-001をLINE出力モードにしてUR44のインプットに突っ込んでいます。この方が何かと融通が利きます。
まとめ
もらったものでしたが総じて良いです。デスクトップでの使用を前提に設計されていますが、ライブでも全く問題なく使えます。
特にPCアプリが使いやすいのでギタリスト兼DTMerにはおすすめですよ。
2016/12/8 odasis