ジャズの定番。フルアコースティックギターの特徴と弾き方のコツ。【ブランド不明70年代製国産フルアコ】
2019/07/18
ギターでジャズといえばフルアコースティックギター(フルアコ)です。
あると何かと便利な一本。
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所有しているフルアコ
- 70年代、日本にギターメーカーが勃興した時代に作られたもの(であろう)フルアコースティックギター
- ブランド不明。ギブソンが昔作っていたバーニーケッセルモデルと思われる。
バーニーケッセル(あんまり聞かない)
フルアコとセミアコについて
違いは中の空洞が「フル」か「セミ」かです。
フルは中が全て空洞、セミは真ん中に詰め木(センターブロック)をしてあります。
↑ちょうどこの位置。この辺りを叩くとわかります。
一般的にボディが大きく隙間が大きいほど音は柔らかく、小さく隙間が小さいほど音は硬くなります。
フルアコはエレクトリックギターの中では一番ボディも大きく、中も空洞なため丸く柔らかい音が出ます。
ジャズに使われるのはこのためですね。
弾き方・扱い方
人にもよりますが、ジャズっぽい音を出すには
- アンプはフェンダー系かアコースティック系を使う。↓これとか。
- ピックは厚めのものを使用。
- チョーキングはしない。
- 親指を使わない。
- 開放弦は使わない。
モコモコ感はアンプのハイを絞るか、ギターのトーンを絞るか、あるいはその両方で作ります。
ジャズのボイシング等々はややこしくなるので割愛します。
ビッグバンドのバッキングは基本的にすべて4つ刻みです。トーンを開いたジャキジャキした音か、録音ならマイク録りを混ぜるのも良いかもしれません。
ピックは人によっては
こんなに分厚いピックを
こんな風に横に持って弾く人もいるみたいですね。
2016/9/23 odasis