【A(F#m)編】カポタストの位置の正しい選び方。ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!【Aメジャー】
ギターの演奏キーにもっと拘るべきという話。Aメジャー(F#マイナー)編
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Aメジャー(F#マイナー)の特徴
キーの特徴としては
- 開放弦は3弦以外がナチュラルスケール上に乗っている。
- 3弦・4弦以外はペンタトニックスケール上に乗っている。
- スリーコード(トニックA、サブドミナントD、ドミナントE)のルートが開放弦になる。
Dメジャーと同じく押さえるべき弦を押さえないことでテンションコードを作りやすくなるのに加え、スリーコードのルートが開放弦になるため一人で遊びやすいキーです。
テンションを開放弦に乗せる
Dメジャーと同じように見てみます。
ちなみにDメジャーはこれ↓
Dメジャーと比べると「オイシイ」テンションが少なく、浮遊感では劣る印象です。
どっしりとした安定感はAの方があります。この辺りはカポの位置と曲の雰囲気に合わせて決めましょう。
ちなみに「オイシイ」コードの例を挙げると
オープンハイコードもたくさん作れそうです。
スリーコードのルートが開放弦
Aメジャーのスリーコードは
- トニックのA
- サブドミナントのD
- ドミナントのE
の全てのルートが開放弦にあります。これが他のキーに無い特徴。
ブルース
ギタリストがブルースでセッションをするとき、キーはAメジャーであることが多い。
Aメジャーが選ばれやすい理由はいろいろあるとは思うのですが、
- スリーコードのルートが全て開放弦である。
- メジャーペンタ・マイナーペンタがどちらも程よい高さにある。
この2つが大きいところなんじゃないかなと個人的には思っています。
伴奏・ソロどちらもやりやすいキーではあるので、ブルースの初心者にはすごくオススメのキーです。
ソロギター
ソロギターは1人で伴奏も主旋律もやらないといけないので、開放弦の位置は特に重要です。
スリーコードのルートが開放弦にあるので、ハイフレットも使いながらフレーズを組み立てることができますね。
まあ最近のソロギタリストは皆さんチューニングを鬼のように変えるのであんまり関係ないかもしれません。
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まとめ
- テンション感はDメジャーより少なく、その分安定感がある。
- スリーコードのルートが開放になるのでブルースの練習にGood。
2017/1/22 odasis
目次
はじめに:演奏キーにこだわろう!その① :Dメジャー(Bマイナー)
その② :Eメジャー(C#マイナー)
その③ :Gメジャー(Eマイナー)
その④ :Fメジャー(Dマイナー)
その⑤ :Aメジャー(F#マイナー)